ハウツーガイド

YouTube CPM・RPMとは?
推定収益の計算方法をわかりやすく解説

「このチャンネル、実際どれくらい稼いでいそう?」を自分で計算できるようになるための、CPM・RPMの基礎と計算式まとめ。

公開日: 2026年7月22日

結論を先に言うと:YouTubeの推定収益は「再生回数 × RPM ÷ 1000」というシンプルな式で概算できます。ただしCPMとRPMは意味が違い、実際の振込額は広告視聴率・YouTubeの取り分・税金などの影響を受けるため、あくまで「大まかな目安」として捉えるのが正解です。この記事では計算式の基礎から、ジャンル別・国別の傾向、VidScopeで実際に確認する方法、そしてよくある誤解までを順番に解説します。

CPM・RPMとは何か(基礎知識)

YouTubeの収益を語る上でまず出てくる2つの略語が「CPM」と「RPM」です。この2つはよく混同されますが、意味は明確に違います。

CPM(Cost Per Mille)とは

CPMは「広告主が広告表示1,000回に対して支払う金額」を指します。つまりCPMは広告市場の単価であり、広告主目線の数字です。CPMが高いということは、その広告枠に対して広告主が高い金額を払っているということになります。

RPM(Revenue Per Mille)とは

一方RPMは「動画の再生回数1,000回あたりに、クリエイター(チャンネル運営者)が実際に受け取る収益」を指します。RPMはCPMをベースに算出されますが、そこからYouTube側の取り分(手数料)が差し引かれ、さらに全ての再生に広告がつくわけではないため、CPMよりも低い数値になるのが一般的です。加えてRPMには広告収益だけでなく、YouTube Premiumの視聴による収益なども含まれる場合があります。

つまり、ざっくり言うと「CPM = 広告主が払う単価」「RPM = クリエイターの手元に近い単価」という位置づけです。動画の推定収益を考えるときは、CPMそのものよりもRPMを基準にする方が実態に近い数字になります。

推定収益の計算式と数値例

推定収益の基本式はシンプルです。

推定収益 = 再生回数 × RPM ÷ 1000

RPMは「再生回数1,000回あたりの収益」なので、実際の再生回数を1000で割ってからRPMを掛けます

具体的な数値で見てみましょう。RPMを300円と仮定した場合の計算例です。

計算例:RPM 300円の場合

再生回数10,000回
RPM300円 / 1,000回再生
計算式10,000 ÷ 1,000 × 300
推定収益約3,000円

再生回数が増えれば、単純にその分だけ推定収益も増えます。例えば同じRPM300円の動画が10万回再生されれば、10,000 ÷ 1,000 × 300 = 約3万円という計算になります。逆にRPMが100円しかないジャンルであれば、同じ10万回再生でも推定収益は約1万円にとどまります。

このように、推定収益を左右する変数は「再生回数」と「RPM(≒CPM水準)」の2つです。再生回数はコンテンツの人気度やSEOで伸ばせますが、RPMはジャンルや視聴者層・国によってある程度決まってしまう傾向があります。

ジャンル別・国別でCPMはどう変わるか

CPM・RPMは全てのジャンルで一律ではありません。広告主が「そのジャンルの視聴者に広告を届けたいかどうか」「購買力が高い視聴者層かどうか」によって、広告単価には傾向として大きな差が生まれます。

ジャンル別の傾向

一般的に、金融・投資・不動産・BtoBなど「視聴者の購買行動が高額商材に結びつきやすいジャンル」はCPMが高くなりやすい傾向があります。反対に、音楽・エンタメ・子供向けコンテンツのように広告主の入札競争が起きにくいジャンルはCPMが低めになる傾向があります。教育・ハウツー・IT・ガジェット・健康美容などはその中間に位置することが多いです。

あくまで「傾向」であり、同じジャンルの中でも動画の内容・視聴者層・季節(広告主の予算消化タイミングなど)によって実際の数値は大きく変動します。断定的な金額を鵜呑みにせず、目安として捉えることが重要です。

国・地域別の傾向

CPMは視聴者がどの国からアクセスしているかにも大きく左右されます。一般的に、米国・英国・カナダ・オーストラリアなど広告市場が成熟している国は世界的に見てCPMが高い傾向にあり、逆に広告市場がまだ発展途上の国・地域はCPMが低めになる傾向があります。同じジャンル・同じ再生回数の動画でも、視聴者の大半がどの国にいるかによって推定収益は大きく変わり得ます。

季節・トレンドによる変動

CPMは年間を通じて一定ではなく、広告主の出稿が集中する時期(年末商戦シーズンなど)に上昇し、閑散期には下がる傾向があると言われています。これも「傾向」に過ぎず、ジャンルによって影響の受け方は異なります。

VidScopeで推定収益を確認する方法

上記の計算式を毎回手動で計算するのは手間がかかります。VidScopeでは、気になるキーワードを検索するだけで該当ジャンルの人気動画と推定収益を自動で確認できます。

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気になるキーワードを検索

VidScopeのトップ画面で、調べたいジャンルやトピックのキーワード(例:「筋トレ 自宅」「テレキャスター 弾き比べ」など)を入力して検索します。アカウント登録もチャンネル連携も必要ありません。

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再生回数順に動画が一覧表示される

検索結果には、該当キーワードに関連する動画が再生回数順(または他の並べ替え条件)でランキング表示されます。動画ごとにチャンネル名・再生回数・投稿日などの情報が並びます。

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各動画の推定収益が自動表示される

それぞれの動画には、再生回数とジャンル別CPM設定をもとに算出された推定収益が自動で表示されます。「このジャンルはこれくらいの再生数でこれくらい稼げていそう」という感覚を、検索した瞬間につかめます。

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ジャンル別CPMをカスタム設定することも可能

VidScopeの設定画面では、ジャンルごとにCPM単価を個別にカスタマイズできます。デフォルトでは金融・投資系、教育・ハウツー、ゲーム、エンタメなど主要ジャンルの一般的なCPM水準があらかじめ設定されており、自分の感覚に合わせて数値を調整することも可能です。

このように、CPM・RPMの計算式を意識しなくても、VidScope上でキーワード検索するだけで「そのジャンルの推定収益感」を素早くつかめるのが特徴です。新しいジャンルへの参入を検討する際の、最初のリサーチステップとして活用できます。

よくある誤解

CPM・RPMを扱う上で、誤解しやすいポイントを正直にまとめておきます。数字を鵜呑みにして期待しすぎないよう、必ず目を通してください。

⚠ CPM・RPMは「手取り収益」そのものではない

CPM・RPMを使って算出される推定収益は、あくまで広告単価と再生回数から逆算した「概算値」です。実際にクリエイターの銀行口座に振り込まれる金額とは異なります。以下のような要因が考慮されていない、または反映しきれていない点に注意してください。

VidScopeが表示する推定収益も、あくまで「ジャンルごとの一般的なCPM水準 × 再生回数」から算出した参考値です。特定チャンネルの実際の収益を保証するものではなく、あくまで「このジャンルはどれくらいの規模感か」を把握するための目安としてご活用ください。

よくある質問

Q. CPMとRPM、どちらを見れば実態に近いですか?

A. クリエイターの手元収益に近いのはRPMです。CPMは広告主が支払う単価であり、そこからYouTubeの取り分などが差し引かれた後の数字がRPMに近くなります。

Q. 推定収益はどれくらい正確ですか?

A. 外部ツールが表示する推定収益は、一般的なCPM相場と再生回数から算出した概算値です。実際の収益は視聴者属性・広告在庫状況・季節要因などで変動するため、あくまで目安として捉えてください。

Q. VidScopeで表示される推定収益はどうやって計算していますか?

A. 「再生回数 ÷ 1000 × ジャンル別CPM」の式で概算しています。ジャンル別CPMはウェブ上の公開情報を参考にした一般的な水準を初期値として設定しており、設定画面から自分の感覚に合わせて調整することもできます。

Q. VidScopeは無料ですか?

A. はい、現状すべての機能を無料でご利用いただけます(将来的な広告表示・有料化は検討中です)。

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